FAQ
- 攪乱羽根【カッターファン】とはどのようなものですか?
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ポンプシャフト下端部に取付けられた、攪乱用の羽根です。この羽根によって、水底に沈殿した固形物を直接攪乱します。
固形物が沈殿した状態では、固形物の粒子が大きくなると、吸込水流の力のみでは、固形物の浮遊(移動)が難しくなります。この状態が継続されると、固形物が吸込口近傍に堆積して運転に支障が発生します。
攪乱羽根(カッターファン)で、固形物を攪乱することによって、固形物を浮遊させます。固形物が浮遊(移動)することによって、吸込水流が固形物をポンプ吸込口に移動させるが容易になります。このため、固形物を吸込水流とともに連続的にポンプケーシング内に移動させることができます。このような状態で連続的に運転することができます。
攪乱羽根(カッターファン)で、連続的に固形物を攪乱することによって、吸込口近傍に固形物が堆積することが少なくなり、さらなる固形物の流入にも対応できます。
- 水中攪乱サンドポンプと一般的な水中ポンプとはどのような違いがありますか?
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一般的な水中ポンプは、固形物をほとんど含まない汚水を排送する目的のために設計、製造されています。そのため、固形物が多く混入した場合、固形物によるポンプ部部品の消耗(摩耗)が著しく、部品寿命が極端に短くなる場合があります。
水中攪乱サンドポンプは、固形物を多く含む汚水を排送するために設計、製造されています。そのため、ポンプ部部品について、耐摩耗材質の採用、部品単体消耗対策など、固形物を排送するためのサンドポンプとしての資質を充分備えています。さらに、一般的な水中サンドポンプに比較して、攪乱羽根(カッターファン)による攪乱効果によって固形物混入濃度が、上昇することによる消耗(摩耗)を充分考慮した設計になっております。